麺や 慶次

 住所  名古屋市緑区藤塚2−109
 電話番号  052−848−8099
 営業時間  11:30〜14:30 17:30〜22:00
 定休日  火曜日
 駐車場  完備

慶次つけ麺


オープン日以来の看板メニューを。んー、良くもなく悪くもなく…これと言って特徴がないよね?普通に食べられるけど、楽しくないんだよね。

 
カレーつけ麺 大盛り


つけダレは、豚骨とベジポタのスープにカレーという組み立てみたい。旨味と甘味は強いものだけど、スープ自体の素材感は希薄かな。カレーの風味はしっかりとしているけど、コクがないというか…。和風っぽい風味と相まって、味わいは、うどん屋のカレーのよう。辛さは、ほんの少しだけピリッとする程度で物足りなさがあるけど、老若男女問わず食べられそう。ひやもりでオーダーした麺は、硬めの仕上がり。スープの持ち上げは悪くはないけど、人肌程度の温度だとちょっとなぁ。最後は、ランチサービスのライスに、残ったスープをかけて完食はしたけど、もう一回食べてみたという気持ちにはならないかな。

 
冷やしタンタン麺 & 豆腐とおろしのヘルシー冷麺


担々麺の定義なんて知らないけど、これ違うと思う…。鶏スープ云々って書いてあったけど、わかるはずもなく、胡麻ダレドレッシングじゃない?みたいな味に少量のラー油。味の想像がつきますよね?豆腐とおろしのヘルシー冷麺は、結構好きかも。ワンコインだしね。

 
とんこつ醤油らーめん


如何にも味が濃そうなスープからは、渋みと酸味を伴った魚介の香りが立ち昇っている。粘りはないが、トロミのあるスープを口にしてみると、始めに感じるのは漂う風味と比例するかのような魚粉による酸味と苦味。トロミの中にある旨味は豚骨だが、後味に残る独特な粉っぽさと甘みが、まるでジャガイモのよう。濃厚なスープ…とは言わないが適度な重たさがあり、旨味の強いタレ味と相まって何度も水を飲みたくなるような濃さがある。水没してしまった各トッピング類は特に思う事はなかったが、炙ったチャーシューのガスの匂いが少し気になった。色白の麺は、固めの茹で加減で食感は好みに近かったが、麺特有の臭気が苦手。スープとの相性はどうかな?表面がツルツルしているせいか、旨味が滑り落ちてしまい濃い味わいのスープの中でも麺の存在感が目立ってしまっているようだ。美味しくない訳ではないが、キレがなくぼやけた印象だけが残る一杯だった。

 
ピリ辛つけ麺


今日はグツグツと煮えたぎるつけダレ…しかしながらスープを口にすると思いのほか熱くはない。かなりコッテリとしており動物系濃度が高くも思えるが、でん粉質を感じるような独特な舌触りと風味がある。前回いただいた“慶次つけ麺”同様、なんとも言えない違和感があり、甲殻類と揚げにんにくが合わさった味わいは相当バランスが悪く、魚介の風味もエグミと塩気を感じるものだ。タレ味は効きが悪く妙な甘さばかり目立ちぼやけた印象しかない。スープの中でチャーシューを突っついてみると赤く染まったラー油が浮き上がってくる。レンゲでスープを掬う場所により、瞬発的な刺激と油っこさが加わるが芳香に乏しく引き締め効果もないようだ。興味本位でチャーシューだけを口にしてみたが、脂身の多い肉にラー油…オススメはしない。褐色の太麺は、始めはモッチリと食感の良いものだが、だれるのが早く表面の塩気が気になる。少し噛んだだけでは気づきにくいが、何度も咀嚼するとピリッとした唐辛子のような辛さが後味に残る。スープとの相性はお世辞にも良いとは言えず、つけダレが絡みすぎて食べづらい。麺の上に飾られたモヤシやネギ、玉子は…ゴメンナサイ。一応スープ割りもオーダーしてみたが、濃い味が多少薄まるものの異様な重たさは変わらず…。無理をしても飲み干す事はできなかった。他にも気になってたメニューがあったが、試してみるのは当分先になりそうだ。

 
塩つけ麺


まるでポタージュスープのようなドロドロスープは、後付けで海老の風味を効かせたもの。スープの旨味がどうとかわからないぐらいに塩分濃度が高く頭が割れそう。食材の旨味を活かしたトッピング類と言えば聞こえが良いかもしれないが、味気ない。これは苦手…ゴメンンサイ

 
慶次つけ麺


味わいは今時の濃厚豚骨魚介系。中川区の某店のように丼ごと火にかけているが、差し出された丼は熱くはない。控えめな魚介と甘酢っぱさを伴った風味が漂うスープにレンゲを差し入れてみると、トロミがある事が伝わってくる。口に含めば、味は強め。脳と舌が豚骨などの動物系濃度を強く感じるものの唇と喉に訴えかけてくるものがなく、なんとも言えない違和感を感じる。魚介は香りよりも旨味。ややエグミがあるが、ガッツリと効かせすぎていないあたりは好印象。タレ味は、どこかしら味噌のようなコクがあり甘味も強いもの。後味に残る過剰な旨味と塩気はちょっと…。少量の唐辛子がチラホラと見え、酸味を効かせてあるがバランスはイマイチ。林製麺の麺は程よく締められており、適度な噛み応えと喉越しを楽しめるが、少し水気が多い。つけダレとのバランスに違和感はないが、どっぷりとは潜らせないほうが良さそうだ。最後にスープ割りをお願いすると、驚くほどに冷たくなった丼が戻されるのは切なくなる。普通に旨い…と思えるが、キレがなく細部までは仕上がってはいないようだ。イメージとしては、三河地方の某有名つけ麺店に似てない事はないが、何度も食べたくなるような一杯ではなかった。

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