つけ麺専門店 中村屋

 住所  名古屋市熱田区花表町8−12
 電話番号  052−770−1762
 営業時間  11:00〜14:00 17:00〜22:00
 定休日  隔週水曜日
 駐車場  なし

 

ごまつけめん(2玉)あつもり


つけダレから漂う、甘い香りに誘われてスープを口にすると、漂う風味よりも増して、驚くほどに甘い。胡麻濃度はそれほどではないけど、コーンの甘味が苦手。個性の強い食材を使った組み立てでは、スープ本来の味を探す事は困難。思いのほか油分が多く、妙に腹に重いのも特徴的。また、強めの酸味と辛味もあるけど、味の引き締め役にはなっていないかな。麺は、通常のものと“聖帝”が使われているみたいだけど、どっちがどっちなのか…全くわからない。兎に角長く、つけダレに潜らせるのも一苦労。あつもりにしたからかな?食感は頼りなく、口の中でブチブチと切れてしまうのは嬉しくない。つけダレの持ち上げは、スープがドロドロだから絡んで当然。どっぷりと浸したら、2玉食べ切れなかったかも。卓上の調味料でチューニングする楽しさはあるけど、食べていても心に響かない一杯。

 

油そば


麺を覆い隠すかのように盛られた大量のトッピング類は、温玉を中心に2種類のチャーシューとメンマなどが飾られ、あられとにんにくチップが振りかけられている。「しっかりと混ぜて召し上がって下さい」という声を聞きながらも先ずは、麺の下に注がれたタレを掘り出してみる。掬ってみると、麺の熱によってか、溶け出した背脂がレンゲの中で不規則な動きをみせるている。口にしてみると「中村屋」「鳥居式」の味…。甘酢っぱく、醤油の甘味とコク、ネットリした独特な甘味が口内に広がる。温玉を崩さないように、ジョリジョリ辛味ペースト(勝手に命名)のかかっていない部分を麺と混ぜ合わせて、口に。もっちりとした中太麺にタレ味が程よく絡み付き、油の甘味と相まってまったりとした味わいを楽しめる。次に辛いそれを混ぜ合わせてみれば、鋭い辛味と刺激が舌を総攻撃…。タレ味や脂の甘味は飲み込まれてしまうが、後に残らない辛さが食欲を掻きたてる。チャーシューは、肉味が溢れるタイプではないが、食べ応えがある。ただ少し塩気が強いかな。2種類のメンマは、ザクッとした食感。辛さで喰わせるこの丼の中では、味の違いを判別することができなかったが、おそらく味付けが違うと思う。あられとにんにくチップは、食感のアクセントになっているが、風味はタレ味と同様に飲み込まれてしまっているようだ。温玉を崩せば部分的に味がまろやかに…。卓上の味変えパーツは、「みかん酢」「激カラ酢」「バジル酢」「タバスコ」「ブラックペッパー」の5種類。どれも味わいがガラッと変わるが、入れる順番は間違えないようにしたい。中でも、バジル酢とハバネロ入りの激カラ酢が面白い。バジル酢は、当然?ながらイタリアンな雰囲気を加え、激カラ酢はタバスコに似た風味だが、ホットな辛味がなんとも心地良かった。好みである「脂」と「タレ」で食べさせるタイプではないが、最後まで楽しみながら食べられるのは面白い。

 

つけめん2玉味付玉子(プレオープン)


本音レポはオープン後に。
中村屋@大垣市の味…何かが少し違うけど。
もっと濃度が上がると良いね。

・麺に味がのらない、麺自体に耐久性がない。
・辛味効きすぎ。
・魚香油が青臭い。
・スープ・割り、共にエグい…

でも普通に美味しい…かな。

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